埼玉県で就農目指して足掻く男のブログ

埼玉県で就農を目指している農業素人のブログです

農業体験 さいたま市岩槻

11月21日火曜日 埼玉 晴れ 最高14℃ 最低4℃

本日は研修生同期の経営する圃場の見学と手伝いをさせてもらった。

全体で約3.5反ぐらいの広さの圃場に様々な作物、それも定番野菜というよりはカーボロネロやカリフローレ、ラディッキオ、白ナス、カメレオンというミニパプリカなど初見の珍しいヨーロッパ野菜が多かった為に、気がつけば2時間近く圃場の案内をしてもらっていた。

作業としては「カリフラワー、ブロッコリーの苗植え」「植えた苗の水やり」「カブ、カーボロネロの収穫」

ここの圃場の特徴は畝の長さは18m、畝の幅は120cm(マルチ135cm)、畝間も収穫時に一輪車が入りやすい様に70cmと余白を多めに取って統一されている。畑の運用としては贅沢かもしれないが、一人で効率的に作業するなら使い勝手が良いのだと感じた。そして収量で勝負しにくい小規模農家だからこそ、品種に重きをおいて他の農家がなかなか作れない作物を栽培して付加価値を上げている様だった。だから、本音では同業者に畑を見せることはマネをされる可能性もあるので消極的だったとのことだ。それでも同業者になろうとしている素人同然の私に快く作物の説明をしてくれたり、自分の農家としての販売規模や戦略を語ってくれたりと親切にして頂いた。将来的にやはり、こういうコミュニティで情報交換や知識の共有があってこそ、農家として高みに登っていけるものだと思うので、この様な交流を自分が就農する場所でも作っていかなくてはと強く思った。