埼玉県で就農目指して足掻く男のブログ

埼玉県で就農を目指している農業素人のブログです

就農研修61日目

3月4日月曜日 埼玉 晴れ 最高14℃ 最低2℃

本日の研修 「座学 連作障害と除草剤使用について」「ジャガイモの種芋切り」「ジャガイモの畝立て4本と植え付け」

今日が実質最後の作業、ジャガイモ種芋作り及び畝立てと植え付け。まずジャガイモの種芋は事前に箱から出して、日差しに晒して芽出しを促進する。切断は重量100g以上のものについて、半分にして50g程度にする。切断した部分にはシリカ(シリカゲル)という消毒の粉をつけてその後植え込み。

畝は丸高畝を作ってマルチ貼り、30cmおきに穴を開けて10cmぐらいの穴に芽を上にしてジャガイモを入れること。

この作業は第一回就農研修でも行った記憶がある。最初と最後に同じ様な作業をしたことで、どれだけ自分達ができるようになったのか体感できる。作業も多少は早くなってきたと思うが、従来の手際の悪さはなかなか直らない。そして、知識もまだまだで農家の常識たる行動や意識が私には全くできていない様だ。例えば借りた農地に対しては普通、まずは深く穴を掘って作土層と鋼板層を確認するものらしい。作土層がほとんど無い状態の畑があるという認識はあったが、深く穴を掘るという行為自体はしていなかったので、どのくらい作土層があるのかはわかっていなかったが、そういうことを本来なら最初に確認しておくべき事項だったらしい。確認してそれをどうする?という先のことも私には具体的に想像できないし、1年目の作付け後に向き不向きの作物の判断はするべきものだと思っていたので、まだまだ勉強不足を痛感した。