埼玉県で就農目指して足掻く男のブログ

埼玉県で就農を目指している農業素人のブログです

農業体験38日目

埼玉 曇りのち晴れ 最高31℃ 最低26℃

作業「ネギ収穫×二人×20ケース×2回」「とうもろこし収穫×一人×3ケース」「苗ポットトンネル育苗設置」「えんどうのトンネル支柱撤去作業」

台風直撃は無いものの天候は荒れる…と思われたが、見事に午後からは晴れてきた。湿度も高く体力は奪われたが、本日は人員が少なかった為か「とうもろこし収穫」を初めてやらせてもらった。しかし良品収穫の目安を具体的に教えてもらえる訳でもなく「良さそうなもの」「大きそうなもの」を採ってきてと言われて途方にくれてしまった(笑)。ネットで調べたかぎりではとうもろこしの先端のヒゲのような「錦糸」と呼ばれる部分が茶色になっていること(錦糸が出ると開花していることになるので開花から20~25日で収穫という数え方もある)、実が詰まっていて固いことなどが収穫の目安だというが、ヒゲは既に茶色から焦げ茶になっているものばかり。実は固いものが多いが、どう考えてもサイズが小さく実付きが悪そうなものが多い。実際怪しいものは剥いてみて、場合よっては味見もして判断(笑)。生でも採れたては甘くて美味しい。いくつかサイズが微妙なものを剥いて確認、ちょっと味見して捨てる(笑)、触って実付きが悪そうなものを剥いて確認、やはり味見して捨てる(笑)、このようなことを繰り返していくと出荷に相応しいサイズがわかると同時に、残念ながら大半が既に収穫時期が過ぎているものばかりだと判断できた。収穫後に聞いた話では、皮を剥いで実入りを見せて出荷するのだが、ほとんど虫食いがあったり実入りの見栄えが悪いものばかりで出荷できるものが少ないらしく、私の判断もあながち誤りではなかった様だ。今回、一人作業で旬を過ぎた作物相手だからこそ、このようなふざけた贅沢なやり方で勉強させて貰えたとも言える。そういう意味では有意義な1日だった。