埼玉県で就農目指して足掻く男のブログ

埼玉県で就農を目指している農業素人のブログです

就農研修27日目

埼玉 晴れ 最高32℃ 最低27℃ 本日の研修「ナス、きゅうり、トマトの収獲」「ネギの畝へ追肥及び土寄せ作業」「トラクター講習」

本日は念願のトラクター運転を体験できた。念願というか、単純に未経験であるトラクターの運転に憧れていたということと農家でバイトや手伝いをしていたとしても、事故や故障のリスクから素人はトラクターを運転できる機会が与えられることは無いという話を聞いていただけに、今日は貴重な機会だったのだ。また、正式今後農業で生計を立てていくにあたってトラクターを使いこなせるかどうか、そもそも必要か否かも見極めたいとも思っていたのだが、初めて運転してみて最初に感じたのは「デカい耕運機を乗り回しているような感覚」だ。操作も耕運機と似ていて左右に分かれてかかるブレーキや10速主変速+3副変速の駆動ギア、耕運の上げ下ろしや速度切り替えに必要なクラッチ、エンジン出力を上げてブレーキを離せば自動的に前進後退できるところなど手で押す耕運機とほとんど変わらない。ただ扱う人間の疲労度や耕運の力強さ、スピードが全く違う。効率化や時短の為には「トラクターは必須」であり「トラクターは身体が楽」だということは言える。今までトラクターは小回りが利かない、小さい土地だと性能を発揮しにくいのではないかと勝手に思っていたが、今日乗った25馬力の小型~中型ぐらいのトラクターで1反程度の農地でも余すことなく耕すことができると思えた。ただ、後部のアタッチメントを「耕運」「マルチを張るマルチャー」「肥料蒔き」「畝立て」など目的によって付け替えるのは大変なのかな・・という印象は受けた。だからムダにトラクターを数台保有してそれぞれ専用で使っている農家がいるのかと勝手に納得(笑)。農工具や肥料の保管庫、トラクターやアタッチメントの置き場など様々な敷地が必要なんだと思うと悩みは増える。もちろん、これらの経費に釣り合うだけの作物の生産能力と売り上げる方法を突き詰めていかなければならない。農業経営の大変さを実感する。
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