埼玉県で就農目指して足掻く男のブログ

埼玉県で就農を目指している農業素人のブログです

農業体験7日目

埼玉 曇りのち晴れ 最高26℃ 最低19℃

湿度が高く体感気温よりも蒸し暑い一日だった。

作業は「端葉処理」「ネギ収穫×2人×18ケース」「枝豆の畑の草刈り」

午前の新芽を選びながらのネギ収穫と午後の暑い時間帯に約4時間ほぼ休み無しで草刈り、どちらが辛いかと言えばネギ収穫だ(笑)。何故なら草刈りは刈り取って畑が綺麗になっていく進捗状況を感じることができて達成感があるからだ。腰は若干キツイが、やはり雑草が目立たない畑は美しく健全に感じる。

そんな枝豆畑の雑草刈りは鎌を使ってザクザク行っていくのだが、その時に事件は起こった。私は日差しの強い中で農作業を行う際に水分補給用に水筒を持参している。今日も持参して、道路側に面している畑の土手に置いていた。そして畝間の始まりから終わりまで雑草を刈って、次の列の畝間に移ったらまた戻って1往復が終わった時点で水分補給をする様にしていた。ところがその1往復の間にあったはずの水筒が消えていた。

あれ?無い!

刈った雑草に埋もれたか?、風が強いから転がっていったか?、まさか一緒に作業している人が持っていったか?、しかし周囲を見回しても無い!この一往復の間で車数台通ったのと下校時の小学生が数人通ったが、まさか水筒を持っていくこともないよな・・私はパニックになりながら騒ぎ立てたが、水筒は見つからない。時間はまだ3時台、残り2時間以上水分補給無しなんてありえない。財布も持ってないしどうする・・一緒に作業している人も探してくれたがどうしても見当たらない。まだ購入してから一ヶ月ぐらいしか経っていないのに、悔しい!腹が立つ!そして喉が渇いた!4時頃になり、もう喉の渇きが限界になってきた頃に事情を知った好青年先輩がネギ収穫に行く際に飲み物を持ってきてくれた。本当に神!

そしてもう一人の神もその15分後に車でやってきた。どうやら小学生の子供が自分の兄の水筒が置いてあると勘違いして持って帰ってしまったという・・そして帰宅して他人の水筒を持ってきてしまった気づき、母親が車でこの畑まで来てくれたとのことだった。まさか小学生が持ち帰ってしまったとは思わなかった。喉の渇きはすでに潤していたとはいえ、水筒が無事に返ってきたことで私の荒んだ心も潤った。もし万が一小学生の仕業だったら「ゲンコツ食らわせる」って息巻いていたことももちろん忘れた(笑)。

最後に自分への教訓として、これからは道路側に水筒を置いておくのはやめておこう。畑の奥側に置いておけば今回の様なトラブルも起きづらいはずだから。