埼玉県で就農目指して足掻く男のブログ

埼玉県で就農を目指している農業素人のブログです

農業体験 茨城6ヶ所目

12月17日日曜日 埼玉 晴れ 最高14℃ 最低4℃

本日は茨城県行方市有機農業法人にてバイト。行った作業は「白菜、ダイコン、カブ、ターサイの出荷調整」「レンコンの袋入れ、封入作業」「ニンジンの端葉切り」「収穫されたニンジンの積み降ろし」

午前中の段階では研修でもやったことがある作業内容だったが、初めてみるターサイやレンコンの作業はとても興味深かった。そして夕方からはニンジンの端葉切りを嫌というほど行ったおかげでニンジンの出荷調整スキルは少し上がったのではないだろうか。

本日お世話になった農家は有機JASを取得している、有機農業の中ではかなり規模が大きいと思われる農家だ。特徴的に感じたのは有機ゆえになのか、効率重視なのかニンジンもカブも全く水洗いせずに袋入れを行うこと。新鮮で収穫したてにみえるが、このあたりの土は粘土質なのか付着が激しい。しかも何故かダイコンだけはキレイに水洗いされていたことも謎である。質問してみたら顧客要望らしいが、基本的には有機農業団体で集約しての市場出荷、そして野菜セットの個人宅配が主力の様なので、それならニンジンもカブも洗浄した方が良い様な気がした。

今回、畑を見ることができなかったので、本音を言えば畑の管理や収穫の効率性を見てみたかった。出荷調整作業はあまり経験していなかったので、今回たっぷりと経験させてもらった訳だが、端葉処理の手順が途中で変わったり、ほとんどの出荷処理のやり方を知っていたからよいものの作業自体をあまり教えてもらえない、途中で指示指導側と思われる方2人があっさりと16時頃に上がってしまい、日本語勉強中のベトナム人3人と私だけで残りの作業を行うという微妙な状況になってしまったこと、それらは残念なことではあった。ただ、ベトナムを始めとする外国人技能実習生は本当に働き者で、しかも給与水準よりかなり安い(週6日出勤してどのくらいもらっているか聞いた)上で質素な生活をしながら母国の家族へ仕送りしている現実、それと比較するとのんびり働いているように見える16時上がりの日本人労働者及び単発バイトの私。何だか考えさせられる。