埼玉県で就農目指して足掻く男のブログ

埼玉県で就農を目指している農業素人のブログです

農業体験 千葉3ヵ所目(2日間)

11月9日木曜日 埼玉 晴れ 最高21℃ 最低13℃

11月10日金曜日 埼玉 曇りのち雨 最高15℃ 最低10℃

木曜日から2日間は千葉県多古町で多品目で路地野菜を営業している農家にて農業バイト。

1日目 「ダイコンの収穫」「ニンジンの収穫」

2日目「ニンジンの収穫」「ブロッコリーの出荷調整、袋詰め作業」

2日間作業しながら感じたこの農家の特徴は、機械導入による高効率化は限定的であるものの外国人実習生などの人材を駆使して、中品目多量生産を実戦しているところだと思われる。初日のミニダイコン収穫の際は私達含めて9人の手作業で1ケース20本のダイコンを100ケース✕2台分、合計4000本を午前中約4時間で収穫した。500g以上の太めなものを選別しての収穫で考えたら、なかなかのスピードだと思う。逆にニンジンはニンジン収穫機を使用して二人で約4時間弱で120ケース(1コンテナあたり20kgぐらい?)収穫できた。投入人員は最小限で多量の収穫を行える。ただしニンジン収穫機は500~600万と高価なので、相当ニンジンに特化できないと元を取ることは難しそうだ。2日目に上層部の方から聴いた話では、この農園は生協の集荷センターへ納品のウェイトが大きく、そこに対しては袋入れなどの作業が必要ないらしい。また、主要品目「ニンジン、ダイコン、ネギ、ブロッコリー、ゴボウ」のうち、ネギについても頭をカットして後は皮を剥かずに「泥つきネギ」として販売している、個人向けに「トウモロコシ」の10本20本パッケージの贈答品需要を昨年より始めた、収穫から出荷作業の負担が重い「さといも」は思いきって辞めるなど効率化高収益に向けての判断も潔く賢いと感じた。

今回の4日間は刺激があって、とても有意義だったのでまたやってみたいと思っている。