埼玉県で就農目指して足掻く男のブログ

埼玉県で就農を目指している農業素人のブログです

就農研修14日目

埼玉 晴れ時々曇り 最高31℃ 最低22℃

本日は野菜の夏負け対策についての講義のあとで「ナスの支柱植えとロープ貼り」「キュウリの防虫防鳥ネット取りつけ」「トマト、ナス、きゅうりの脇芽、間引き作業」を行った。その時に、今日の朝に私が自主管理圃場で栽培しているトマトの1苗のみが葉が青いまま枯れている現象を発見したこと、それと同じ現象が研修共同圃場のトマトでも発生していたので、どんな症状が考えられるか指導の先生に相談してみた。可能性的には「青枯病」または「半身萎凋病」の可能性が高いという。もし青枯病だった場合は土壌汚染の問題にもなってくるので深刻な病、半身萎凋病の場合はその苗のみを撤去すれば大きな被害にはならないという。

茎を切って水につけると白い液が出てきた場合は青枯病、そうでない場合は半身萎凋病と診断できるということで試しに水に入れ込んでみたところ・・・白い液は出なかった。大きい被害は今後出なそうではあるが、とりあえず共同圃場及び私の感染したトマトは撤去を行った。実がたくさん付きかけていただけに残念なことだが、この手の病気を完全に防ぐことは難しく、自分でじっくりと観察を続けることで被害を最小限に抑えることが最善策なようだ。今回は早く発見できたことが不幸中の幸いだったと思う。

今日、収穫したカブは発芽時にネキリムシにやられてどんどん消えていっても気づかず、生き残ったものも葉をほぼ虫に食われてほとんど葉が無い状態で何とか収穫したのだが、最後まで全く対策ができなかった。きゅうりも防鳥ネットを貼っていないので、鳥にイタズラされまくって収量が落ちてきそうだ。きゅうりもカブもトマトも無知無策な私に「農業なめるなよ!」と言っているかのように今日も色々と教えてくれる。