埼玉県で就農目指して足掻く男のブログ

埼玉県で就農を目指している農業素人のブログです

就農研修13日目

埼玉 雨 最高20℃ 最低17℃

本日の研修「収穫したジャガイモとタマネギの良品及びサイズ仕分け」

ジャガイモは男爵と十勝こがねの2種を混ざらない様に軍手で泥を拭き落としながら緑色なっているもの(ソラニンという毒を含むので食べたらダメ。切り取ってその部分以外を食べるのはあり)や「そうか病」にかかっているもの(外見の見栄えの問題なので食べるぶんには問題なし)は省き、良品もサイズ別に「〜70g B品」「〜120g Mサイズ」「120g〜 Lサイズ」というカテゴリに仕分けした。ちなみに十勝こがねは全体的に大ぶりなものが多く、じゃがバターに合いそうなイメージ。男爵はスーパーでお馴染み、カレーにも煮物にも万能に使えそうな感じだが、実際は品種によって向き不向きがあるらしい。この感想はあくまでも外見の印象だけで語っただけなので、もしかするとおすすめ調理法は異なるのかも。

玉ねぎは収穫時期の遅れ及び雑草に飲まれた影響で全体的に小さく、先日の雨による冠水の影響で良品と腐りかけの不良に仕分けた。選別のポイントは頭部の固さ。腐りかけや質が落ちているものは頭部または周辺が若干柔らかくなってきているので、手で軽く押してみて判断する。紫玉ねぎと2種含めて10コンテナ程度あったが、売りに出せるのは3コンテナ程度で大半は処分と悲しい結果となった。

そして、本日は研修開始前に雨が降ってきている中、初めて自主管理農園にて自分が育てたきゅうりの収穫を行った。早速、帰宅後に食べてみたが味はイマイチ(笑)。なんというか瑞々しさが足りない気がする。露地栽培ではこんなものなのか。お世辞で娘は美味しかったと言ってくれたが、市場に出せるレベルで作物を育てるのは大変なことだと改めて思う一日だった。