埼玉県で就農目指して足掻く男のブログ

埼玉県で就農を目指している農業素人のブログです

トラクター実技試験及び展示会所感

10月13日金曜日

埼玉 晴れ 最高23℃ 最低13℃

本日はトラクター実技試験。朝5時30分起床で熊谷の農業大学校へ向かった。

試験時に振り分けられた受験番号は「11」番。私の誕生日の数字と同じで縁起が良いラッキーナンバー。しかし試験開始の最初から副変速ギアがキチンと入れられておらず、うまく発進できないという痛いミスがあったが何とか最後まで乗り切ることができた。結果、無事に合格!

あとは免許センターで免許書き換えを行う必要があるが、更新時期の兼ね合いを考えて11月11日の誕生日以降に書き換えに行く。

さて、昨日の農業展示会で感じたことだが、最近のスマート農業に関する技術革新はとてもスゴい。LEDライトと室温管理による屋内での24時間生産、自動収穫、自動梱包機、そして自動運転。確実に近い将来トラクターの運転ができなくても畑を自動的に耕してくれるトラクターはかなり一般的になっていくだろうとは思う。なぜなら人間が運転するよりも精度が高く、正確だからだ。しかしトラクターを畑まで動かして持ってくることは、今のところ人の運転で公道を移動するしかない。家のパソコンから運転操作できると言っても公道は自動で走ることはできないのだ。

ドローンで農薬散布するにも自動で飛ばすプログラムを構築する為に予め、人の手による測定が必要だという。害虫駆除については薬剤散布という化学的防除から天敵昆虫を散布して害虫を捕食してもらう生物的防除という、ある意味スマート農業と逆行するかの様な確実な制御をすることが不能な方式が流行っているとのことだった。

スマート農業のツールでは便利で効率を上げて自分が楽になることはできても、全自動となることは無い。自分で栽培知識を蓄えて、考えて、推測して、判断できないとどんな便利なツールも機器もコストだけがかさむ結果になりかねない。むしろ、今の自分は栽培知識も経験も不足している故に「楽できそう」ではなく「面倒くさそう」な作業をたくさん経験していった上で改めて農業機具の導入を検討した方が良いと感じた。


f:id:ask1977:20231013184617j:image


f:id:ask1977:20231013184641j:image